注射器ロケットを飛ばそう@第35回豊橋技術科学大学オープンキャンパス
8/25(土)に第35回豊橋技術科学大学オープンキャンパスが
注射器ロケットは,アルコールなどの燃料と空気の混合気を注射器内で燃焼させることで,燃焼ガスが着火装置を押し注射器の外筒部が飛んでいくロケットです.2007年にJAXA教材開発委員会で開発されたようです(KU-MA 教材開発物語 注射器ロケット).
こちらの動画も参考になります.
これらを参考にして,当研究室では以下のように作って飛ばしています.
- 注射器の外筒の下端部を適当な大きさにカットします(プランジャーが引っかからない場合は切断しなくてもよい)
- (必要であれば)厚紙などで翼をつくり,テープで外筒に固定する
- アルコール(薬局で売ってる消毒用アルコールで可)などの燃料を2,3滴注射器に垂らし気化させる
- 固定した発射台(着火装置を兼ねる.着火装置の作り方は省略します)に注射器の外筒をセットし,プランジャーを押しこんだ後,手前に引き戻します
- 注射器の先端をシリコン栓などでフタをします.
- 着火装置のスイッチを入れて着火します
*結構な音とともに飛んでいきますので,発射するときは前方に注意する.決して人に向けて打たないこと!
午前10時から午後4時まででおおむね50名程度の来客(主に小学校低学年)がありました.先日のSummer TECH-CAMPに参加した高校生も来てくれました.たぶん来年もやりますので興味のある方はご参加下さい.
朝と昼の一発目はけっこう混みます(撮影者の腕が悪くて写真がぶれてますが…).右の写真はエース山崎が飛ばし方を教えているところです.