ゆで卵の相似則@Summer TECH-CAMP

8/21~23に,高大連携事業の一環でSummer TECH-CAMPが開講されました.本講座は愛知県および静岡県西部地域の高校生が高度な実験実習を体験することで,工学研究に対する興味をもってもらうことを目的として実施するもので,本年度は私たちの研究室も【ゆで卵の相似則:ダチョウの「半熟卵」を作るには?】というテーマで実施しました.受講生は近隣の高校生6人で,当研究室の担当は中村先生と松岡,他に博士課程と修士の学生3名がTAとして手伝ってくれました.以下は講座の概要です.

★1日目★

  • 模型実験に関する講義(ものの温まり方と冷め方・大きさによる違い・異なる大きさのタマゴを同じように茹でるには?=相似則)
  • ビーカーを使った予備実験(熱の伝わり方について調べてみる.熱伝導?熱伝達?)

 

★2日目★

  • ニワトリのタマゴを使ってゆで卵をつくる(半熟にするための最適ゆで時間をみつけよう)
  • 同じ程度の半熟加減のウズラのゆでタマゴをつくる(相似則の確認編)
  • ダチョウの半熟卵をつくる(実践編)
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★3日目★

  • ビーカーを使った実験(デスクの上に直接置くか,網の上に置くかによる違いを確認する)
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    …本当は3日目の実験は2日目の午前に実施し,ダチョウのタマゴの実験が3日に来る予定でした.が,台風接近のため講座が短縮されたため,一部の実験を省略して実施したため,順序が前後しています.
    こういう講座は限られた時間内でまとまりのある実験を行う必要があるのが,難しいところですが,参加した高校生も楽しんでくれたようで良かったです.